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当座比率

本当の短期的な支払能力とは

企業には流動資産として1年以内に現金化できる資産があります。具体的には、営業活動で発生した売掛金、在庫商品、1時保有の有価証券などです。これらの流動資産が多いと、企業の短期支払能力が高いことを意味します。

そして流動資産はさらに、当座資産とそれ以外の資産とに分けられます。当座資産とは、より直接的な短期的な支払能力を表す資産であり、流動資産から在庫商品などを除いたものです。在庫商品は販売しなければ現金化できません。しかし、当座資産である売掛金、1時保有の有価証券などは、短期的にほぼ確実に現金化できます。いわば、現金の変形ともいえる資産です。

当座比率とは

当座比率とは、短期に返済すべき資金を、どれだけの比率で当座資産(短期で確実に回収できる資金)を用意しているかを示す比率をいいます。

当座比率は次の算式で計算します。

当座資産の価額÷流動負債×100%=○○%

 

つまり、短期に確実に現金化できる当座資産に対して、短期に支払期限がくる流動負債がどれだけの比率を占めているのかをいい、この比率は100%以上が好ましいといえます。

なお、当座比率の判断基準は、次のようになります。

100%以上・・・・・理想

70~90%・・・・・普通

50%以下 ・・・・・不良

当座比率を高くするには

企業の資金繰りを安全にするには、当座比率を高くする必要があります。短期返済資金以上に短期に確実に回収できる資金の比率が高ければ高いほど、企業の資金繰りは安全だからです。

それでは、当座比率はどうすれば高くできるのでしょうか?それは、流動比率を高くする方法とほぼ同じです。

具体的には

  • 事業で利益を出して現金預金を増やす
  • 在庫商品を早く販売して現金預金を増やす
  • 不要な固定資産などを売却して現金化する
  • 売掛金を早期回収して、同額を買掛金などの債務の支払に充てる
  • 増資により現金預金を増やす

となります。

流動比率だけでなく、当座比率を高めるポイントは、在庫商品を早く販売して現金化する点にあります。

 

この文章は財務・会計に詳しくない方を対象に書いていますので、できるだけ分かりやすくすることを意図しています。
そのため、専門用語はできるだけ避け、また、内容も簡略化しています。
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